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トルコリラが一時30円割れの大暴落!トルコ発による世界景気の後退予感

2017年1月13日更新
新年が新しく始まり、昨年後半から日本や世界経済はドル高株高に動いていたので、素晴らしい一年がやって来るのだろうと楽観的であり、希望に満ちていました。

 

※2017年10月9日の暴落の原因も記事下に追記しました

 

しかし、日経平均も大発会はご祝儀相場という意味合いもあり良かったのですが、その後はちょっと値動きが重く、それでもそれは調整で今後はトランプ相場継続で上がるだろう、と楽観論が広がっていました。なぜなら、大企業の社長やエコノミストは、2017年はとんでもなく株価が上昇すると声高に謳っていたからです。

 

もちろん、まだ始まったばかりなので、世界経済の動きがどうなるか判断できませんが意外なところから、不吉のサインが現実となって表れてたのです。その国とは、高スワップポイント通貨でお馴染みのオスマン帝国ことトルコです。

 

トルコ通貨を取引している人ならいざ知らず、普通のFXトレーダーならそんなにトルコ・リラのチャートをチェックしませんよね。私もそんな怠け者の一人です。

 

しかし、世界の混乱や勝ち組トレーダーに本気でなりたいなら、このような国の通貨やチャートも積極的にチェックするべきですよね。今回の暴落で、改めて気付かされました。
 
(記載元:外為どっとコム)

 

少し見え難いですが、上記チャートがトルコリラ/円の日足チャートで、楕円で囲んでいるのが新年開始となる1月3日からの動きとなります。

 

注目すべき点は小さな反発はありますが、基本的は大きくと円高のローソク足になっている事です。

 

各国も円高傾向でしたが、ここまで酷くありません。これが、今回の事態の深刻度を表現しています。

 

その発端は、以下の通りです。

 

まず新年早々から、イスタンブールで銃乱射のテロ事件が発生し39人が死亡。そしてトルコリラも通貨下落に歯止めが効かず、一時は30円を割れて29円台に突入しました。これは心理的な節目を突破し、さらなる下落も想定すべき事態となっています。2008年などは80円台の時期もあったので、約10年が経過して驚きの29円台まで円高になったのです。

金融危機の再来か?

トルコリラの下落に関心が出てくると、気になる事があります。それは同じような途上国通貨の現状はどうなのか、という事です。そこでちょっと調べてみると、

 

・メキシコ ペソ…対ドルで最安値更新
 
・南アフリカ ランド…円安傾向で安定
 
・ブラジル レアル…円安傾向で安定

 

などとなっています。要するに途上国通貨では、トルコとメキシコが危機に陥っているという事です。

 

トルコに関しては、様々な問題が同時多発的に発生し、事態を一層の混乱へと陥っています。それらをまとめると、

 

・新年開始にテロ発生、近年あまりにも頻発している
・現政権のエルドアン大統領への不満、強権統治が混乱招く
・トランプのドル高シフトで、最も不安定なトルコ直撃
・トルコ企業には、外貨建て債務の返済負担

 

同様にメキシコに関しては

 

・トランプの強権発言、壁建設や企業の工場計画を批判
・北米自由貿易協定の見直し案浮上

 

これらが影響しています。現在はトルコとメキシコで治まっていますが、これが他国にも影響を与えるようになれば、さらなる悪化も懸念されています。

 

皆さんの最大の関心事は、今後はどのようになるのか、そしてメキシコ・トルコ発で経済危機がやってくるのか、という一点に尽きると思います。

 

昨年の円高予想を外したので、ちょっと慎重に言わせてもらうなら、その可能性は極めて低いでしょう。

 

今回のトルコリラ下落も、ドル高シフトの悪影響を思い切り受けたからです。もちろんテロや国内政権の問題もありますが、このままドル高/円安が続くとも思えないので、ドル安に動けば一転してトルコリラもメキシコペソも反比例となり、上昇する事となります。

 

しかし、その為には課題もありそうですね。

 

続きはこちらをご参考ください。
2017年トルコリラの見通し 〜ロシアとの関係改善で上昇か?〜

 

 

 

※2017年10月9日「米トルコ間ビザ発給停止」に伴いトルコリラが暴落し28円台になりました。
詳しい内容、今後の見通しについて以下に書きましたの参考にしてください。

 

トルコリラ急落の原因 「米・トルコ 互いにビザ発給停止」の影響と今後の見通し

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