トルコリラFXで高スワップ収入を稼ぐ

2017年トルコリラの見通し 〜ロシアとの関係改善で上昇か?〜

トルコの事を調べていると、まるで世界の諸問題を凝縮したような国だと思えてなりません。

 

本来ならヨーロッパと中東、またはアフリカ大陸の橋渡しとなり、世界の中心として君臨してもおかしくないのに、歴史的な背景や現在の立場から弱体し、現在はテロが発生する世界でも最も危険な国として認識されています。

 

トルコリラが一時30円割れの大暴落!トルコ発による世界景気の後退予感」の記事でも触れましたが、もしトルコが本格的な復興を果たすには、あの遅刻魔大統領の大国の支えがいちばん大事となってくるかも知れないです。

 

ロシアとの関係改善に兆しか?

2016年12月、以下の様なニュースが飛び込んできました。国際情勢に興味がないとまたいつもの事件かと忘れてしまいますが、少しでも関心がある人なら、誰もが思ったはずです。

 

 

トルコとロシアが完全に終わった、と。

 

==============================
12月19日、首都アンカラでロシア大使が写真展の開会の辞を述べる際、警護の警察官に銃撃され死亡
==============================

 

この事件の恐ろしいところは、過激派やテロリストではなく、普通の警察官が犯行に及び、ロシア大使を殺害した点です。

 

これほど悪質で大胆不敵な事件は滅多に起こりません。

 

鈍感な私でも、これは戦争になるのでは、と一瞬思ったほどで、暫くは両国間で緊張状態がマックスになるのは間違いありませんでした。

 

しかし、世の中というか、世界はどのように動くか本当に分からないものです。

 

一昔前なら、間違いなく戦争状態に入ってもおかしくない事件が起きても、何と両国はシリア問題解決という思惑のため、一気に再び密接関係となったのです。

 

==============================
12月20日、ロシアはトルコ、イランと3カ国外相会議をモスクワで開催。シリア和平の協力で合意。
==============================

 

アメリカとしては面白くない立場となりましたが、これはロシアやトルコの立場としては、より良い状況になってきました。

 

ロシアはシリアが解決する事で、中東に影響力を発揮して再び本格大国を目指します。トルコもアメリカやヨーロッパに希望を見出すより、現実的なロシアと手を組むのが、かつての安定に近づくでしょう。それが結果的に、通貨の安定にも結び付くのです。

 

今後のトルコ情勢はどうなる!

2016年はアメリカやイギリス、そして近年世界経済を牽引してきた中国の動向で、世界は右往左往してきました。

 

しかし、今回のトルコの一連の騒動から今年は、発展途上国リスクがより顕在化してくるかも知れません。というのも世界経済はグローバル化によって、一つに繋がっているので、前世紀の常識の様に対岸の火事として見守る余裕がないのです。

 

もちろん鍵を握るのはアメリカであり、ロシアであるのは間違いありませんが、いくら大国同士が手を取り合い、または引っ張り合っても、トルコ次第で如何様にもコントロール出来てしまう恐ろしさがあります。主導権は実は、弱者であったはずのトルコ側にあるのです。

 

FXトレーダーなら、月に一度ぐらいは書店で投資関連の雑誌や書籍をチェックしていると思いますが、半年に一度ぐらいは高スワップポイント狙いの発展途上国通貨の特集が何かしらの雑誌に掲載されています。

 

今回の暴落も皆の記憶から忘れかけた頃に、「長期投資がおススメ」などの謳い文句で躍り出ると思いますが、正直ちょっと投資を躊躇ってしまいますね。

 

確かに投資は何が起こるか分かりませんし、ポジションが反対に動けば損切するだけですが、その様に簡単にいかないのも、現実です。

 

トルコ経済が立て直すには、通貨危機を克服するには政治的な安定や国際情勢が平穏無事に過ごす事が大前提ですが、それは暫く難しいのではと思ってしまいます。

 

詳しいデータがないので、ちょっと私見ですが世界は大国同士の戦争は無くなりつつありますが、テロや小国同士の争いはますます増えている気がします。そこに為替を含めたマネー戦争も加わるので、これを投資で勝ち抜くのは本当の天才か常識知らずの無法者ぐらいですね。

 

トルコリラの今後の見通し

正直に言って、将来を予想するのは困難ですよね。どんなに偉そうなエコノミストでも数か月後の株価ですら外すのに、地方都市のしがない中年ブロガーが極東から、世界情勢をズバリ当てられる訳がないのです。それでも、今回のトルコリラの下落が今後どのように動くかは、周囲の状況から見通しを立てる事ができます。

 

今後のトルコリラの行方としては、以下のパターンから上昇の余地が期待出来ます。

 

・メキシコ ペソの上昇で途上国に安堵感広がる
・米ドル高が一段落し落ち着けば、反発してリラ上昇
・ロシアと関係回復で国内政局の安定
・シリア情勢と中東圏の安定と回復

 

これらのどれかが、ひとつでも当て嵌まれば下落が大きかった分で、リバウンドする可能性も高いです。

 

しかし、そのどれも他国任せというのも、ちょっと考えものですね。

 

さらに逆に考えると、このどれかで上昇する可能性と、ひとつの大きなテロで全てを吹き飛ばす危険性があるのも事実です。今回は同じ途上国で通貨が下落した共通項から、トルコとメキシコをまとめましたが、別物と捉えるのが正しい見方ですね。

 

メキシコはテロ脅威がここまで高くないですし、何より大企業の誘致が上手です。今回はトランプ騒動に巻き込まれていますが、自力で回復する可能性が大いにあります。

 

トルコに限ると、心配ダネがあまりにも多いです。上昇しても、下落リスクを常に注意すべきです。これらから、トルコ通貨をFXで取引するのは、本当にギャンブル的な側面が強くなります。数か月単位での長期取引は控えるのが、真っ当な判断ですね。

このエントリーをはてなブックマークに追加  

トルコリラにおすすめのFX会社


 
TOP トルコリラの特徴 おすすめFX会社 為替の見通し